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2月1日(水)

   
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 高校第55回卒業式が行われました。昨日は同窓会への入会式も行われ、生徒諸君にとっても、学校にとってもひとつの節目となります。
 現代は効率重視で、スマートな生き方がもてはやされています。「雪を擔(にな)って河を填(うず)む」という言葉がありますが、雪を運んで河を埋めようとする無駄に思える行為でも、それを行っているのが人生の「ひとコマ」であることに違いはありません。選択肢も多く、豊かな可能性に満ちているこの時代、取捨選択の必要もあるでしょう。しかし痩せた価値観に基づく安易な見通しで、本当は必要な「ひとコマ」をどんどん切り捨てて行ったならば、できあがるのは本物のスマートさとは似て非なる、「あらすじ」のように薄っぺらな人生です。
 函館ラ・サール高校で過ごした時間の持つ意味は、もしかするとまだ明確には認識できないことかもしれません。しかしいつの日か、卒業生ひとりひとりの豊かな人生に欠かせない「ひとコマ」として、大きな輝きを放つことを祈っています。卒業生諸君、保護者の皆様、本日はまことにおめでとうございます。