お知らせ

夏期休業後の始業にあたって

晩夏の候 保護者の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
また、日頃より本校の教育活動にご理解とご支援を賜り、心から感謝申し上げます。

さて、首都圏などの大都市部を中心に新型コロナウイルスの新規感染者数の急拡大がみられる状況をうけて、学校として8月18日の始業についてどのような立場をとるべきか、検討してまいりました。
市立函館保健所とも相談したうえで、結論として8月18日は予定通り始業することといたします。
理由としては以下の2点があげられます。

  • 東京都など1都1府4県には緊急事態宣言が発出中で、不要不急の外出・移動の自粛とともに、都道府県間の移動も控えることが要請されている。それらの地域を地元とする生徒が多く在籍する本校は、慎重な判断が求められているといえる。しかし、保健所の見解では、生徒が学校に通うことは不要不急の外出にはあたらず、夏期休業後学校に通うために県をまたぐ移動を必要とするのはやむをえないものと考えられるとのこと。
  • 現在の全国的な感染拡大の状況は、保健所の見解ではこのあとも一定期間は続くものと考えられるとのこと。学校が独自の判断で休校措置をとったとしても、その先の見通しが立たないといわざるをえない。

なお、始業後の学校・寮の対応については、7月24日付の学校長文書でお示しした通りですが、感染予防策の徹底を生徒諸君の協力のもと、はかってまいりたいと考えております。
ご理解いただきますよう、お願いいたします。

最後にあらためて確認いたしますが、もしも発熱や呼吸器症状などの体調不良があった場合は、医療機関を受診のうえ、必ず学校に連絡してください。
症状によっては登校を控えてもらいます(寮生・下宿生の場合は函館に戻ることを控えてもらうことになります)。
そして、保健所からは、寮生・下宿生が函館に移動する際に感染をしないように万全の対策を講じるべきことが強調されていることも付言いたします。
よろしくお願いいたします。

2021年8月16日
函館ラ・サール中学高等学校 
校長 ロドリゴ・テレビニョ 

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