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9月14日(金)
 現代文明の生活の脆さを感じさせた大地震でした。北海道で初めての震度7超の地震の勃発。さらには全道の全戸にわたる停電、その復旧のもどかしさ。
 6日3:08で学校の電波時計も止まっていました。それから3日間、学校も寮も電気が通らない事態となったのです。幸い断水は免れたものの使えるのは一部でした。固定電話が不通になって連絡に支障も出ました。
 もちろん寮生は外出禁止でしたから、気分転換に学校へ来て勉強したり図書館で読書をしたり、先生方に質問をしに来たりすることにも応じました。
 生徒たちはこんな事態の中で、辛抱することを余儀なくされましたが、また学ぶことも多かったように思います。寮の食堂が維持されたことに感謝の意を述べた者もいたそうです。
 10日(月)平常通り授業が開始されました。まだ物流に難があってスーパーなど品薄状態が続いています。北海道に住む私たち皆がしばらく我慢しなければならないのでしょう。生徒の家族、親類縁者に大きな被害が無かったのは幸いでした。
 先週初めは台風に少なからず悩まされ、それが去った直後に前代未聞の地震被害に見舞われました。高校の球技大会を行うことができてやれやれと思っていた矢先のことでした。
 球技大会について記した文があります。天災の最中で掲載を控えていましたが、平常にほぼ戻ったところでそのまま掲載をしようと思います。
 球技大会、今週が高校、来週は中学で予定されています。折からの台風21号は北海道南部に突入しそうな勢いで、実施に当たっては慎重な判断を要します。3日午後に入って4日決行と決まりました。
 予定通り開会式が新体育館で行われ、まずは、学校長からの挨拶でした。最重要なのはリーダーシップ、サポート、そうしてコミュニケーション、それらが統合してラ・サール精神が発揮するとの話で、最後、“Great enjoy play !"と大きな声で言って熱弁を収めました。
 次いでステージに上がったのは生徒会長の川口君です。いつも意表を突くスピーチをする彼ですが、今日は開口一番「謎掛け」でした。
 「球技大会と掛けてなんと解く? 『男』と解く。而してその心は、どちらも『たま』(球と魂)が欠けては成り立たない」と。
 精魂傾けて頑張ろうと締め括りました。
 選手宣誓は渡辺広翼君(3−E)。会場の盛り上がりがいまいちと感じ取った彼は、ステージに向かう時から両手を高々と掲げてのパフォーマンスでした。
 さて、試合開始。外は肌に感じるか感じないか程度のお湿りで、時折サアーッと強まったりしましたが、始まってしまえば高校生のこと、屋外の8人制サッカー、ソフトボールも予定通り試合数をこなし、一方、屋内のバレーボールとバスケットボールの選手たちは着々と迫る台風のことなど微塵も感じることなく過ごしたことでしょう。
 無事に予選リーグの全日程を済ませました。明日は台風の影響次第で2日目のトーナメントを決行するか、授業に切り替えて明後日に延期するかの分かれ目でした。
 5日(水)、両方の用意をしてきた生徒たちですが、実施と聞いて歓声が上がりました。台風の爪痕は例えば折れた枝があったり葉が散っていたり、水溜まりがあったりしていましたし、屋内でも蒸し暑さが感じられるほどでした。
 各種目の予選リーグの残りを行い、11時30分には決勝トーナメントが繰り広げられました。
 昼前後には戸外では何度かに渡って天気雨とは言い難い強い降雨となりましたが、サッカーはもちろんソフトボールも中断はしても予定通りこなしました。そう記すだけでそれぞれの熱気溢れた試合の一コマ一コマは容易に想像されることと思います。

  
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