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89年前のブラザーに想いを馳せて

89年前の10月22日、4人のブラザーが函館にやってきました。
この機会に私たちの学園の歴史を振り返ってみたいと思います。

校長 ロドリゴ・テレビニョ

ご存じのように、1932年、カナダから最初4人のブラザーが日本の大地を踏んだとき、その若き修道士たちにとって「函館」の名は既に心に抱いた目標として口にされていました。しかし、現在学校が足っている土地を購入していたにも関わらず、彼らには厳しい現実が待ち受けていました。彼らが遠くカナダから呼ばれたときに達成できると思われていた「函館に男子のための学校を開く」という目標に容易に到達することはできなかったのです。多くの方々の努力の結果、長く夢見てきた学校は1960年にやっとこの世に誕生したのです。
──Br. アルヴァーロ・ロドリゲス 元総長

On October 22, 1932, the Brothers arrived in Japan through Hakodate, Hokkaido. Four French-speaking Brothers from Montreal came after an invitation from Canadian Dominican Fathers. Since the plan of starting a school could not be done just yet, they transferred to Sendai, Miyagi in 1936. While a small language school was opened, two of the four Brothers had to be sent to China and another to , then, Indochina. The start of the war in 1941 made things more complicated. The Brothers were only able to peacefully work after the war.

貴校は、昭和35年の開校以来、教育目標である「人間教育と進学教育の高いレベルでの両立」を実践しながら、多数の有為な人材を輩出され、地域はもとより、本道における教育の発展と文化の振興に大きく貢献されてこられました。
───創立50周年記念誌より

 

 

函館ラ・サール学園をはじめとしたカトリック学校では、「いのち」と「心」を大切にするために、キリスト教の精神に基づいた教育を行っています。カトリック学校の目的はカトリック信者を増やすことにあるのではなく、まさしく今の時代に必要とされている、「いのち」を大切にするというメッセージを一人でも多くの人の心に伝えることにあります。
──創立50周年記念誌より

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