高校61回生 三國颯音 君

高校61回生 三國颯音 君 【2017年度中学校入学 / 自宅生 / 札幌医科大学入学】

現在、札幌医科大学医学部に通っています。ラ・サールで過ごした6年間は、自分にとって本当に大きな時間でした。特に、ずっと一緒に過ごしてきた友人たちは、生涯の宝物と言えるくらい大切な存在です。

中学の頃、まだ人への気配りも十分にできなかった自分が、日々の学校生活を通して少しずつ成長できたのは、一緒に笑ったり、悩んだり、時には真剣に意見をぶつけ合ったりしながら、仲間と共に過ごしてきたからこそ。お互いのいいところもダメなところも全部知っていて、何でも話せる。「家族みたいな友達」ができた、かけがえのない場所でした。

大学に進学した今も、関係は変わりません。札幌に住んでいても、関東に行くと「久しぶり!」と声をかけてくれる仲間がいて、自然と当時の雰囲気に戻れるのがとても嬉しいです。もちろん男子校だったので、言いたいことを遠慮せず言い合う場面もありました。でも、だからこそ本音で向き合える関係が築けたし、精神的にも強くなれたと思います(笑)。

勉強は決して楽ではありませんでしたが、同じ目標を持つ仲間が多く、お互いを刺激し合いながら頑張る空気が自然とできていました。特に医学部を目指していた仲間からは、日々多くの刺激をもらっていました。

大学に入ってからも、「ラ・サール出身です」と言うだけで、先輩がご飯に連れて行ってくれたり、思いがけないところで応援してもらえたり。あるときは、たまたま入ったお店の店主さんがラ・サール生の保護者で、ご馳走してくださったこともありました。そんな“つながり”の強さも、ラ・サールの魅力のひとつです。

今、受験に向けて頑張っている皆さんも、不安になることがあるかもしれません。でも、ラ・サールでの時間は、きっとこれからの人生を支えてくれる大きな力になります。
自分のペースで、最後までやりきってください。

そして、もしラ・サールに入学したら、ぜひ一緒にご飯に行きましょう!

 

 

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