トピックス

LEAD管区長 ブラザー・アルミン氏 来校

本日、「東アジアのラ・サール管区」(LEAD:Lasallian East Asia District)の管区長ブラザー・アルミン氏がフィリピンから来校されました。アルミン氏は、管区長として日本を含む東南アジア7カ国・地域(香港・フィリピン・タイ・マレーシア・シンガポール・ミャンマー)の修道院を訪問する中で、初めて本校も訪問しました。
 朝の職員打合せでフェルミン理事長から紹介を受けたアルミン氏は先生方にLEADの現状と今後の展望について英語で語りかけました。

 現在、LEAD管区には50校以上の学校があり、そこでは150人以上のブラザーが教育活動に従事しています。ブラザー達は多くの国からやってきて活発に活動に取り組んでいます。鹿児島にはすでに2人のブラザーがやってきていて教育活動に取り組んでいます。函館とも、今後結びつきが強まることを期待しています。私自身の今回の最初の函館訪問が、最後の訪問とならないことを祈っています。
 現在、LEADの代表的な活動の一つにタイとミャンマーの国境近くにある、タイのバンブースクールの活動があります。ここでラ・サール会は、タイでもミャンマーでも国籍がないことで学校での教育を受けられない子ども達を支援する活動を行っています。こうした活動に対する支援の輪が広がることを祈っています。

 アルミン氏は、かつてローマで勉強していた時、フェルミン理事長と半年近く生活を共にしていた時のことを思い出し、函館では皆さんはフェルミン理事長の良い面しか見られないでしょうが、私はローマでフェルミン理事長の悪い面も見てきました、と冗談を交えながら、ブラザー達の国と時間を超えた結びつきの強さを語ってくれました。
 本日、函館は最低気温が4度、最高気温が10度と、函館の人々にとってはまるで春を思わせる陽気でしたが、フィリピンから来られたアルミン氏にとっては肌寒い朝だったようです。
   
 また本日、校長室において、フィリピンのクヤ・センターへの支援金(クリスマス・バスケットおよびミッション部の募金)と、フィリピンのタール火山の被災者への支援金(1月下旬の募金)をアルミン氏に手渡すことができました。改めて、募金活動に協力してくれた教職員と生徒の皆さんに感謝いたします。

このページの先頭へ