ホームステイをしている生徒やホストファミリーの方から特別な連絡がないことから,生徒達は元気に楽しく過ごしているようです。それを受け,今日は引率教員だけでフィラデルフィアにあるラ・サール大学を訪問しました。
アメリカ合衆国が独立してから10年間首都であったフィラデルフィアの街並みは歴史を感じさせられる様子で,市の中心部にはフィラデルフィア大学の広大なキャンパスが拡がり,多くの建物が点在しています。ラ・サール大学はそこから少し離れた自然豊かな所にありました。
2017年4月~2019年3月の間,本校で教鞭をとられたBr.ジョー先生が私達一行を出迎えてくださいました。その後,大学職員の方にキャンパス内を案内していただきました。ここの学生たちには近年,金融学・看護学・生化学が人気とのことです。1学年に400~600人程度の学生が在籍しており,学士課程を終えた後には,国内外を問わず別の大学院で1~2年間学び,その後再び戻って来るケースが多いとのことです。また,学生寮があり,1年生全員が約30人の大部屋で過ごし,2年目以降は3~4人の部屋に分かれて生活をするそうです。本校の学生寮のシステムと大変良く似ていることがとても印象的でした。
12時からのミサにも参加させていただき,その後はランチをご一緒しました。案内してくださった職員の方と修道士の方は,「函館ラ・サールからの学生を楽しみに待っていますよ」とのことでした。私達の学校は,全世界の学校と見えない絆でつながっていることを改めて感じさせられる1日でした。