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高校3年 倫理宗教「自分で研究したテーマを発表」

高校3年の倫理宗教の授業では、生徒一人ひとりが自ら選んだテーマについて、キリスト教的な視点も交えながら研究を深め、その成果を発表しています。

今回の授業では、2名の生徒がそれぞれの関心をもとに発表を行いました。

1人は「社会心理学」について、もう1人は「写真広告のデザイン」について研究を進めました。

「人の心理はどのように行動に現れるのか」「デザインにおいて写真はどのように撮ることで、どのように意味をもたらすのか」など、どちらの発表も人間の視座や価値観を見つめる内容でした。

特に「写真広告のデザイン」をテーマにした生徒は、将来、大学で広告や写真表現を学びたいという夢を語ってくれました。

彼が撮影した一枚の写真には、たくさんのインコの中から一部分を切り取ることで、「家族のような温かさ」が表現されています。

「周囲にもたくさんのインコがいる中で、あえてこの部分を切り取ることで、家族のような温かさを感じました。

カメラ目線でこちらを見ているインコは、まるで家族を守ろうとしているかのようで、右端の2羽は寄り添って甘えているようにも見えます。」

一枚の写真から「命のつながり」や「関係の温もり」を感じ取ることができる、心あたたまる作品でした。

こうした発表を通して、生徒たちは自らの進路や将来の学びを考えながらも、倫理宗教の授業を通じて“人間理解”や“生きる意味”といった根本的な問いに向き合っています。

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