中学1・2年生の倫理宗教の授業では、毎年11月前後から「死」をテーマにした学びを行っています。
一見重く感じられるテーマですが、
「死について考えることは、今をどう生きるかを見つめ直すことにつながる」
今回は、映画『おくりびと』を題材に、
・死に向き合う人の姿
・大切な人を送る仕事
・命に対する価値観
など、普段なかなか考えることのない視点から、生徒たちは多くの気づきを得ていました。
今日は冬休み前の最後の授業として、
一人ひとりが「心に残った場面」や「変化したイメージ」 を発表しました。
生徒たちは映画を通して納棺師という仕事に触れ、
死に対する印象が大きく変わったと語っていました。
発表では次のような言葉が聞かれました。
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「生きることが当たり前ではないことに気づいた」
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「亡くなった人を大切に扱う仕事の尊さを感じた」
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「家族や周りの人をもっと大事にしたいと思った」
どの言葉にも、
命と真剣に向き合ったからこそ生まれた、まっすぐな思い が込められていました。
命について考えるこの学びを通して、生徒たちが今後の生活をより大切に過ごしていけることを願っています。









