卒業生・在校生・保護者の声

高校63回生保護者 村山周 様


ご縁があって函館ラ・サールと出会ってからかれこれ10年弱になります。最初の出会いは父である私。仕事とラグビーがご縁のきっかけで2015年の初秋に初めてラ・サール学園を訪ねたことは今でも全て鮮明に記憶しています。

その年の2月に会社の異動で函館赴任した私は初秋に函館ラ・サール高校ラグビー部が花園全国大会に初出場、しかも十数年間南北海道代表として大きな壁となって君臨してきたあの札幌山の手高校を撃破し初出場決定!と聞いて、私のラグビー魂が仕事に結びついてすぐさま個人的なラグビー人脈を使い、当時ラ・サールラグビー部の監督をされていた荒木先生にたどり着き、すぐさま正式アポをとって学園へ。全国大会出場の関西への移動は絶対自分(自社)が担当するんだ、他社ではダメでこれは、これだけは自分(自社)が担当するという思いで話を聞いてもらうために出向きました。現ラグビー部監督の宇佐見先生ともその時からの出会いです。

その際に当時まだ小学生だった私の息子たち(家族は東京に残っていました)の話になり実はラグビースクールで楕円球と遊んでいる話をしたところ「ラ・サールにどうですか」と。その時には「いや~....」と曖昧な返事をしたことを覚えています。息子たちは中学受験を(親としても)考えていましたが、内心では「函館?寮生活?(息子たち)来ないでしょ!」「そもそもとてもじゃないけど(学力的に)無理でしょ!」って思っていましたし。

以来学園とのお付き合いが始まりましたがお付き合いが始まったことでラ・サールの生徒たちを意識して見るようになって気づいたことは「なんて大人っぽい落ち着いた雰囲気の子たちなんだ!」でした。また生徒たちと話す機会も少なからずあった中、社会人経験もかなり積んだ私が「なんて礼儀正しい子たちばかりなんだ」「質問に対する回答、理路整然とした説明ぶり」に感心しました。家内とも、まだ雑談の中でしたが函館ラ・サールの名前が出てくるようになりました。

そして2017年にまたもや函館ラ・サール高校ラグビー部が花園全国大会出場を成し遂げました。それまで函館にも何度か遊びに来ていましたのでこの頃にはそれとなく長男に「函館ラ・サール」の話を振り始めていました。そして長男がラ・サール受験を正式に決めるにあたり学園を訪問してみようとなり、次男も一緒に....息子たちにとって初めての函館ラ・サールとの出会いとなりました。

その際にも、寮の様子や生活のことなどを説明しながら案内してくれたのはなんと中学1年生の生徒さんでした(ちなみにラグビー部の生徒さん)。これまたその礼儀正しさと落ち着いた雰囲気と説明のわかりやすさに私たち親は感心しきりでした。長男は緊張気味で回っていましたが次男はちょろちょろきょろきょろといろいろ興味津々...それがまた荒木先生の気を引くこととなりました。

2018年春、このご縁をまずは長男が、翌年には次男もつなぐ形で中学から函館ラ・サールでの大部屋寮生活をスタートさせ、そしてラグビーも続けると彼ら自身が決め今に至ります(なんと私は長男入学直後に函館から今度は海外赴任が決定)。早いものであっという間に6年が過ぎて長男は今春、無事に高校卒業。すぐ下の次男が最終学年で都合連続の7年目になったところです。

息子たち2人とも今や身長も体格も私を優に超え私たちのボディーガード化。中学生になったばかりの小学生の延長のような2人の面影からは想像もつかず初めて見る青年男児となってそこにいた...海外単身赴任、かつ途中からコロナ禍となり2年半ぶりにラ・サールのグラウンド横で2人と再会した時の思い出です...確か2022年の夏でしたかね?驚きというか衝撃に近い感覚でしたね。
「お~、久しぶりだな~」 「うん(はにかんだ笑顔の息子たち)」 「でかくなったな~」 「にやり(返事なし)」

成長は外見だけではありませんでした。ガチャガチャしていない雰囲気(佇まい)、、、これは上述のように息子たちに限ったことではなくラ・サールの生徒たちみなに共通したものと感じていますが、、、私たち親へ感謝の気持ちを口に出す、兄弟でありながら荷物を持ち合うなどの気づきと気遣い、たまに私たち親(それぞれ)とのやり取りで意見主張の違いからぶつかってもしばらくすると「さっきはごめん言い過ぎた」と(←これはお互いですが)...学校や寮・ラグビー部の仲間たちにも同じように、いやそれ以上の関係であるんだろうなと親の勝手目線で容易に想像できる...

え?息子たちの成長は函館ラ・サールのおかげだと思いますかって? この問いには昔からの先輩保護者のみなさまも含めてそれぞれで思うところや感じるところは違うと思いますので断言は避けたいし一言で表現するのも困難ですね。あくまでも私見という前置きをしつつですが、、、私は函館ラ・サールは成長の場を提供しているに過ぎないと思っています。提供しているに過ぎない...というとずいぶん軽く否定的に聞こえるかもしれませんが決してそういう意味ではなく、学園の考え方に基づいて成長の場を提供し続けていることと、特に寮生活や部活動においては個々人に対して「取り組み姿勢や人としての考え方・あり方」など人間力向上への必要な指導や方向修正を、強弱をつけて、かつ繰り返ししてくださっている(もちろん学校行事や日々の授業においても同様と思っています)そのような意味合いで使っている言葉です。

先生方には感謝の思いしかありません。また私は先生方が「ラ・サールが好き」「ラ・サールを誇りに思っている」という様子を常に感じています。この先生方の思いや誇りが函館ラ・サール学園
を支えていると思えることが私の(勝手な)安心と信頼に繋がっていますね。繰り返しになりますが先生方には感謝の思いしかありません。

そのうえで...成長は息子たち一人ひとりがするものであると思っています。長男も次男も多くの保護者のみなさまと同様にこの7年でそれぞれ保護者目線ではなかなかの厳しい節目を多く経験してきました。そのたびに宇佐見先生や寮の先生方、寮のみなさまの大きな支えを頂いてきました。この経験も含めて息子たち一人ひとりが持っている「乗り越えようとする力=成長しようとする力」がきっと彼らですら解明・理解不可能なほど函館ラ・サール学園の成長の場の中で絡みに絡み合いながらさらにラ・サールに集い学び生活し喜怒哀楽を共にする彼らの仲間たちの成長力をも相互に高めあって成長に繋がっている、そんなふうに思っています。

え?息子たちに期待したいことですか? これまた私の勝手な思いですが、函館ラ・サールでの多くの経験や体験・仲間たちと過ごした多くの時間と体験を、この先に無数に待ち構えている苦しい
場面で思い出してほしいな、ということでしょうかね。思い出しさえすれば超えることができる、実際に超えようとしてきたし超えてきたのだから。とはいえこれがまたなかなかタイムリーに容易に思い出せないものなのもわかりつつ、ぜひ思い出してほしい、それを期待したいですね。

え?息子たちが函館ラ・サール学園を選択してくれて良かったと思うかですか? 今やそれは息子たちが感じることで親である私が思うことではないと私は考えていますが、敢えてその質問に答えるとするなら「もし自分が小学生に戻り受験するなら函館ラ・サールを選択し挑戦したい」ですかね。

たまたま長男の高校卒業には間に合うタイミングで海外赴任から日本に帰任しましたが、これまた北海道から最も遠いところでなかなかラ・サールに行くことも簡単ではなく、状況的にはあまり変わってはいないのですが少なくとも日本との時差がなくなったことは良かったなと。次男がいるうちにグラウンドから見える夏の七飯方面の山々の景色を見たいな、雪の函館と函館ラ・サールを見たいなと思っています。

私たちにとって函館と函館ラ・サール学園とラグビーは共通の思い出としてこれからもずっと語っていけるだろうなと思えることが今の私の楽しみです。

中学校24期生 畑俊哉 君 【2023年度中学2年生 / 寮生】

中学校24期生 畑俊哉 君大げさに思われるかもしれませんが、僕は函館ラ・サール中学校に入学してよかったなと思う理由を際限なくあげることができます。そういえるくらい、すばらしい学校です。

ここでは在校生だからこそ気づくことのできたラ・サールの魅力という視点に立って、二つのことを皆さんにご紹介します。 

まず、第一に伝えたいことは、おそらくどの学校に進学したとしても必ず関心を抱く教師陣についてです。中学受験に臨んでいた頃、僕は同レベルの偏差値の学校なら授業の質はそれほど変わらないものだろうと考えていました。けれども、それは大きな間違いでした。一年生のときに「この先生の授業、面白いな」と思っていた先生が二年生に進級すると担当学年が別の学年になっていました。このことを知って、二年生の最初の登校日はかなり気分が落ち込んでいたのを覚えています。今から思えば、そう感じるくらいにその先生の授業が好きだったのだなと感じます。しかし、一年生の授業とは異なる楽しさが二年生の授業にはありました。ほとんどの教科に共通していえることですが、例えば国語だったら国語という教科を学びたいというより、その先生の国語を学びたいんだというように感じる点です。ほとんどすべての教科でそういうふうに感じられる学校は日本全体でもそう多くはないと思います。以上のことから断言します。函館ラ・サール中学校のすばらしい先生方の授業を受けないのはもったいないことです。

次にお伝えしたい函館ラ・サール中学校の魅力は全国から生徒が集まるおかげで異なる価値観を持つ者同士で集団を形成するということです。多様な経験、多様な文化の中で育った仲間や友人とともに切磋琢磨するという、他の学校では体験できない成長の機会を得ることができます。自分とは異なるたくさんの考え方や価値観にふれることは、実社会で生活をする将来において必ず役に立つかけがえのないわたしたちの財産になるものと確信しています。 

函館ラ・サール中学校には以上述べたことのほかにもよいところがあります。それらのことは実際に入学して確かめてほしいと思います。 

高校61回生 井上太郎 君 【2020年度高校入学 / 寮生 / 札幌医科大学入学】

高校61回生 井上太郎 君の函館ラ・サール高校の寮生活は、たいへん濃厚です。濃厚というのはつまり、さまざまな点で変化に富んでいるということです。実際に高校生としての3年間をこの高校寮で過ごしてきた私にとって、函館ラ・サール高校での生活は濃厚であるがゆえにあっという間でした。

どういった点で変化に富んでいるのか。一番代表的なのは人間関係です。函館ラ・サール学園寮には、函館近辺や北海道に限らず全国から生徒が集まります。寮では、もともと異なる環境にいた同級生と、お互いのことを何も知らない状態で集団生活することになります。最初のうちは新生活への適応で落ち着かないかもしれません。しかし徐々に慣れていくうちに、新たな交友関係を作ったり、相手から自分の知らない知識や視点を学んだり教えたり、一緒に勉強や食事をしたりすることで、寮生活を楽しめるようになります。直接の交流を通して、全国各地に友人を作れるということは、寮生活をするひとつのメリットだとおもいます。3年間苦楽を共にした友人のなかから、もしかすると貴方にとっての生涯の友が見つかるかもしれません。 

変化に富む点としてもうひとつ挙げられるのは、自分自身の成長です。高校寮は、椅子や机、自習室など勉強に必要な道具が整っています。それだけではありません。一緒に学習する仲間が常にそばにいることで、雰囲気に乗じて集中して自習に取り組んだり、直結する学校に行って先生方に質問したりすることもできます。このような環境を巧みに利用することで、学力的にはもちろんのこと、さらには積極的なコミュニケーションを通じて、人としても大きく成長することができます。

元寮生として、この寮での生活で最も大切にしてほしいことがあります。それは、「雰囲気にどう合わせるか」ということです。周りが勉強していたら、一緒になって勉強する。あるいは、周りがだらけている時は雰囲気に呑まれずに勉強する。寮という環境は、雰囲気にどのように対応するのかを考えるクセをつけるのに非常に適しているとおもいます。

最後に一言。ぜひ、寮生活を楽しむ心を忘れずに!ここでの経験は、きっと人生の糧になると信じています。 

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