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11月6日(水)
 11月1日(金)の1時間目に、追悼式が行われました。本校の特色の一つでもある非常に重要な宗教的行事です。11月1日、全世界のカトリック教会は永遠の生命へ帰った人々を記念する日として「諸聖人の日」を祝います。そして2日を「死者の日」として死について黙想し、亡くなった人々を思い起こしてその冥福を祈る日としています。追悼式は、函館ラ・サール学園創立以来の、そして特にこの1年の間に世を去った人々を追悼するとともに、私たち一人ひとりが生と死について考え、死を超える世界からの光を私たちの生とその意味にあてて、生き方への考えを深め、より積極的に生きる力をいただく貴重な機会でもあります。
 カトリック函館地区の地区長である祐川郁生神父より、次のような講話がありました。
 「宗教の果たす役割は、弱者のための現実逃避の阿片のようなものでは決してありません。人は病にかかり、老い、死ぬことを避けることはできません。その苦しい現実から逃げるのではなく、その意味を考えることが大切です。イエス・キリストは貧しさの中で生まれました。貧しさの中で神とともにあることが幸いなのです。愛する者は、誰かのために傷ついても愛し尽くそうとします。キリストの愛は、捧げ尽くす愛です。人が亡くなるということは、存在しなくなるということではありません。亡くなられた方々は、今も神の愛の中で生きています。死は決して終わりではないのです。体は朽ちても、愛は死ぬことはありません。亡くなられた方々の魂は、私たちを今も見守ってくれているのです。」
 私たちの身の回りで亡くなった方々や心ならずも命を奪われた方々のために心から祈り、また、家族との深い絆をそれぞれが確認する1日でした。

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