高校1年A組(現高校2年生)牧野寛憲君が昨年12月に取得した「甲種危険物取扱者」の資格に加えて、乙種全種類の免状を取得しました。
「危険物取扱者」とは、「消防法」で定義された危険物を取扱うための資格で、以下の6種類の資格があります。
- 第1類
『酸化性固体』:過マンガン酸カリウム など - 第2類
『可燃性固体』:赤リン・硫黄 など - 第3類
『自然発火性物質および禁水性物質』:カリウム・黄リン など - 第4類
『引火性液体』:ジエチルエーテル・ガソリン・灯油 など - 第5類
『自己反応性物質』:ニトログリセリン・TNT など - 第6類
『酸化性液体』:過酸化水素・硝酸 など
‘’この資格は大きく3種類に分かれていて、甲種は1種類のみで、第1類から第6類のすべての危険物を取扱うことができる。乙種は第1類から第6類までの計6種類あり、それぞれの免状を取得した類のみの危険物を取扱うことができる。このほか、丙種が1種類のみあり、第4類危険物の中でもガソリン、灯油、軽油など、おもにガソリンスタンドで扱っているものなどを取扱うことができる。‘’
この資格に関して、牧野君から取得のきっかけについてコメントをもらいました。
「そもそも小学生の時から検定や資格などが好きでいろいろ資格を取っていて、中学になってからこの『危険物取扱者』という資格の存在を知り、その中で最も有名な乙種第4類を中学3年で取得しました。
その後は単純に面白くなって他の類も取得していきました。
そして乙種を3種類ほど取得した頃、乙種を4種類取得した場合は高校生でも甲種の受験資格が得られると知り、乙種をもう1種類取得して甲種も受験し、合格しました。
そして、どうせなら乙種を全種類取得したいと思い、残りの2種も取得しました。
資格は持っていると将来必ず役に立つという考えから、という理由もありますが、やっぱり興味があった、というのがこの資格を取得した一番のきっかけです。
この資格がきっかけで化学がめちゃめちゃ好きになったので、他の化学系の資格も受験してみようと思っています。」