中２学年は10月半ばから11月にかけて数学で２次関数を学習しました。
２次関数を苦手と感じる中学生は少なくありませんが、演習をしっかりとやっていれば苦手になることはないと思います。
教科書と問題集を使い、ひと通りの学習を終えてからは、高校入試問題に挑戦しました。
高校入試問題の中には難問も多くあり、苦戦した生徒も少なくなかったようでした。
そこで、今年の取り組みでは、教師の説明を聞きノートを取るという普段のスタイルではなく、６人１班の５班に分かれ、班単位で問題を解き、各グループがそれぞれの解き方を説明しあいました。
５つの大問に対して、班の割り当てはくじ引きで決め、また、説明する順番もくじ引きで決めました。
班の中で互いに教えあい、話しあって、問題を解き、板書計画、解説に取り組みました。
従来の授業と異なり、聞くだけだった立場から、書き、話し伝える立場となったことに緊張してしまい、声が小さかったり、黒板を向いて喋ってしまう場面も散見されましたが、色を使い分けたり、お互いに質問するなど熱心に取り組んでいました。
「教えることは学ぶこと（We learned by teaching.）」にもつながります。
この経験や挑戦が２次関数の理解を深めるきっかけになってくれることを願っています。
