2024年12月4日(水)、本校新体育館にて、中学生対象にこども家庭庁主催「実は身近な、ヤングケアラー 出前講座」が行われました。本講座では、ヤングケアラーについての理解を深めることを目的に、以下の内容が実施されました。
講座で伝えられた「ヤングケアラーについて知ってほしい3つのこと」
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ヤングケアラーは身近な存在
日本では、中高生の約17人に1人の割合でヤングケアラーが存在します。 -
特別なことではない
ヤングケアラーは特別なケースではなく、誰にでも起こりうる可能性があります。 -
対象は幅広い年齢層
「子ども」という言葉の範囲は広く、30代や40代まで含まれる場合もあります。
講座の様子
講座は、佐々木紫さん(FMいるか パーソナリティ)の進行で行われました。元ヤングケアラーである高橋唯さんが登壇し、ご自身の体験に基づいた具体的なお話をしてくださいました。また、講演後には生徒会長たちが直接質問を通じて理解を深める場が設けられ、活発な意見交換が行われました。
参加者の様子と感想
講座には、全学年の中学生、生徒会役員、次期生徒会長候補の皆さんが参加しました。生徒たちは、「自分たちの身近にある問題について考える良い機会になった」という声を多く寄せており、ヤングケアラーについて深く理解する貴重な機会となったようです。