今日は1日、通常授業です。学校のシステムは日本と同じところもあれば、様子が違うところもあります。いわゆるHR教室というものはなく、それぞれの先生が自分の教室を持っていて、生徒たちは授業を受ける教室へ5分休憩の間に移動しなければなりません。端から端へ移動するとなると、結構慌ただしいです。
我々教員の控え室のあるフロアには理数系教科の教室が多く、授業の様子を見る頻度が最も高いのですが、いつ廊下を通っても、先生が黒板の前で解説している光景はほとんど見られませんでした。出された課題に黙々と、あるいは友達同士協力して取り組んで、最後に先生に提出して確認してもらうというスタイルが多いようです。
英語や社会の授業が行われている教室はまた雰囲気が少し異なり、先生が熱心に語り進めている授業もあれば、生徒がテーマに沿った調べ学習をしては発言し、その都度先生のコメントをもらうスタイルの授業もありました。基本は生徒の自主性に任されているという印象です。何をしたらよいのかわからないまま座っている生徒もいましたが、時に親切すぎることもある日本の学校の授業とはまったく異なるスタイルの授業にとまどい尽くすだけでも、LCHSの授業に参加した意義があったと言えるでしょう。
昼食は混雑を避けるために2つの時間帯に分かれて食べます。メニューも“朝食のようなメニュー”と、“昼食のようなメニュー”の2種類だそうで、内容も多少カスタマイズできますが、コンセプトの違いはよくわかりません。掲載したのは本日の“朝食のようなメニュー”です。昼休みにはクラブ活動としてeスポーツやチェスが行われていました。





